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昨日の続きです

ラッキーちゃんのその後

皆さま、こんばんは~。


今日は、段々お天気が良くなってきて雨の恐怖も、

なくなり、良かったですね。


昨日はラッキーちゃんのお話、書ききれず申し訳ございませんでした。涙


では、昨日の続きを聞いて下さいね・・。(読んで頂くのに、少し変ですね。)



そして、私はラッキーちゃんが帰ってくるまで、

      起きて待つことにしました。


もし屋根からうまく降りてくることが出来れば、

      下の部屋からはいってくるかも・・。


或いは、屋根を伝ってベランダから、2階の部屋に、

      入るかも・・。

どちらとも、予測が出来ず両方窓を開けて待つことにしました。


ラッキーちゃんが帰って来たら、すぐ戸締りをしないと、

また出て行ってしまう可能性があるので・・。

片目の見えない、ラッキーちゃんが心配で外に出す事が出来ないのです。


待っている間、ラッキーちゃんのケージが置いてある、

吹き抜けの部屋を片付けたり・・。。

この部屋は、片付けたつもりでもすぐものが増えてしまって・・。


何故か分からないですけど、部屋に無防備に物を置いて、

片づけなかったから、いけなかったんだと言う思いも湧いてきました。


そして、時間はどんどん経っていき、すでに真夜中の2時を過ぎてしまいました。。

不安の中、帰って来てくれると自分に言い聞かせながら・・。

 
     まるで、放蕩息子を待つ母親の様な心境でした。。


それから私は、主人のお弁当を作る事にしました。

もう3時にも近くなっていたので、そのお弁当を持って出勤しても大丈夫なので。。


お弁当作りは、結構気が紛れました。。

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眠いせいか、ご飯の盛り付けが変になっていますね。恥


で、もう3時半を過ぎてしまいもうここまで待っても、

帰ってこないので、取り敢えず眠る事にしました。。


気持ちも足も重く、階段を上がって行ったとき、

うるると言う鳴き声が、しました。


階段の踊り場の、小窓に何とラッキーちゃんの顔が!!

背伸びして、手を伸ばせば届きそうな場所にいるラッキーちゃん。。

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でもこの窓は、ルーパーになっているので開けても入ってくることが出来ません。。悲

ラッキーちゃんも、必死な顔で私を見ていたんですね。


ひょっとしたらこの子は、ず~っと、誰かが気づいてくれるまで、

待っていたの? と、思ったら胸が熱くなりました・・。


そして私は、急いで私達の部屋のベランダに出て、

     ラッキーこっち! こっち!

と、真夜中にも関わらづ大声で呼びました。

昨日の続きです_e0201009_23144643.jpg


そしたら、この瓦を伝ってそろそろと歩いてくるラッキーちゃんが、

     見えました。


でも、ベランダに近い瓦の部分は勾配が急になっているので、

ラッキーちゃんが、しり込みしてなかなか降りる事が出来なくて・・。

一歩づつ、確かめるように歩くラッキーちゃん。。


やっぱり、眼が悪いので余計怖いんだなぁと、可哀想になりました。


少しでも、屋根から下に降りてくる事が出来るなんて思った自分が、

いかに、ご気楽だったのか・・と。。

ラッキーちゃんの恐々と進む足取りを見た時、思い知ったんですね。。

      
      

     
       私は、ベランダの手すりの縁を叩きながら、


「ラッキーもう少し、頑張って降りて!」と、呼びかけ続け、


ラッキーちゃんはようやくベランダの手すりの下に来ることが出来ました。


そこから、飛び上がってベランダに来れるかと思いましたが、

ラッキーちゃんは、とても飛び上がる事が出来なかったのです。


     どうしよぅ・・、目の前にいるのに・・私も屋根に上がらない限り、

助け上げる事が出来ない・・その時・・ラッキーちゃんが片手を伸ばしました。


思わずその片手を、引っ張った時にグキッと音がして・・・・驚。

これではラッキーちゃんの手が外れてしまう!


両手を引っ張らないと・・。


でも両手を引っ張るには、室外機の上に私が昇らなくては届きません。


もし上って姿勢がぐらついたら、私自身落ちていくかもしれません。


でもその時には、そんな事は頭の片隅にあってももう身体は動いていました。


室外機の上に、上ってラッキーちゃんを引っ張り上げ、助ける事が出来ました!!

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ラッキーちゃんを無事に引っ張りあげて、この手に抱いた時、

ほっとして、胸がいっぱいになりました。


何だか、本当に心が通じ合っているような気がしました。


でも助け上げたラッキーちゃんは、すぐに私の腕をすり抜けて、

真っ直ぐ、下の部屋へ降りて行き何事もなかったかのように、

いつものように勝手口の窓から、外を見ていました。


それから、ラッキーちゃんをケージに入れて、私も眠りにつく事が出来ました。

     時刻は、4時を過ぎていました。


長い長いお話を読んで下さり、感謝しています。

猫でも、犬でも、人間でも、愛情を注いで関係が深まっていきますよね。


ラッキーちゃんは私の心配する気持ちを、きっと受け取ってくれたと確信しました。

ありがとうございました。



では、また明日ね。❤

明日もどうぞお身体お気をつけて、お過ごしくださいませ。


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by kamakura0608 | 2013-07-31 00:21 | 愛猫
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